ハンドルネーム: レイ(Ray) プロフィール: マンション暮らしの元バンドマン。騒音トラブルを機に、一度は楽器を諦める。 しかし「電子ドラムとブルースギター」の組み合わせに救われ、現在は深夜の防音室(またはリビング)で一人セッションを楽しむプロ・アマチュア。 「理論よりも、心に響く一音」をモットーに、最小限の機材で最高の渋みを出す方法を伝授。
2026年2月27日金曜日
第4回:もう迷わない。ブルースの「ターンアラウンド」を手グセにする最短ルート
イメージ画像 「12小節のブルースを弾いているけれど、なんだか締まりがない……」
そう感じているなら、足りないのはターンアラウンドのキレかもしれません。
ターンアラウンドとは、曲のセクションをループさせたり、曲を終結させたりするための「お決まりのフレーズ」です。これさえ弾ければ、一気に「わかっているブルースマン」の音に変わります。
1. ブルースの心臓部「ターンアラウンド」とは?
12小節ブルースの最後(11〜12小節)に差し込まれるフレーズのことです。
役割: 1小節目に「戻るぞ!」という合図を出す、または曲を「終わらせる」合図を出すこと。
効果: これを弾くだけで、単なるコード弾きが「本格的なブルース」に昇華します。
2. 【実践】Eブルースの超定番フレーズを覚える
キーEのブルースで、最も汎用性が高く「手グセ」にしやすいパターンをご紹介します。
下行形フレーズ(定番):
1弦と3弦を同時に鳴らしながら、フレットを滑らせるように下げていく「ズルズル奏法」が王道です。
3弦4フレット&1弦4フレットからスタート
1フレットずつ下げていき、最後はB7コードで1小節目への準備を整える
3. 【講義】電子ドラムの4ビートに乗せる「最短練習手順」
ただ指を動かすだけでは「ノリ」は生まれません。電子ドラムをフル活用して、体にリズムを叩き込みましょう。
電子ドラムを「4ビート・シャッフル」に設定
BPM 70〜80程度のゆっくりしたシャッフル(ハネたリズム)を鳴らします。
10小節目までコードを刻む
E7(4小節)→ A7(2小節)→ E7(2小節)→ B7(1小節)→ A7(1小節)と、しっかりリズムを感じながら弾きます。
11小節目で「ターンアラウンド」をブチ込む
ドラムのハネたリズムに合わせて、先ほどの下行形フレーズを弾きます。
12小節目の最後(B7)で1小節目へジャンプ
この「B7からE7へ戻る瞬間」の快感こそが、一人セッションの醍醐味です。
4. まとめ:無意識に弾けるまで繰り返す
ターンアラウンドは「考えながら弾く」ものではなく、「勝手に出てくる手グセ」にするのが正解です。
電子ドラムの安定したビートは、メトロノームよりも圧倒的に「セッション感」が出るため、飽きずに反復練習が可能です。今夜は、このフレーズが指に馴染むまで、ゆっくりとシャッフルの海に浸ってみてください。
